科学の眼差し
「真実を見つめる」2004年7月
コラーゲン分子が集合してコラーゲン線維になる。分子数百本で直径数百 nm の線維ができあがる。結合組織の中では、それらの線維の間を糖鎖などコラーゲン以外の様々な分子が埋めている。それらの構成の違いが組織の特性を生み出してゆく。
「真実を見つめる」 2004年6月
これまで水分子の理解を深めることが生命活動をより理解することにつながることを述べてきた。そして H2O と示す水分子は + と – の極性を2つずつ持ちうる双極子で、正四面体構造を取る立体であることも述べた。今回からは20種のアミノ酸の分子構造と結合の特徴について述べる。
「真実を見つめる」 2004年4月
私達は医療従事者の一員として、医師や他のコ・メディカルスタッフと共に国民の健康に貢献している。私たちを含め医療に従事する人たちは、その為の特別な教育を受けている。学校では基礎医学として解剖学で人体の構造を学び、生理学で生体の営みを学び、病理学で疾病のなんたるかを学んだ。そして専門職としての技術を身につけている。しかし、その知識や技術に近代科学としての裏付け(エビデンス)があるだろうか。