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「真実を見つめる」2004年10月

コラーゲン Collagen 、プロテオグリカン Protroglycan などの分子をもとに、蛋白質や糖鎖の分子構造について、またそれらの働きについて述べてきた。柔道整復師は運動器を対象に治療を行うが、組織学的に捉えれば結合組織に対する治療の専門家と言い換えることもできる。近代の医療従事者たるものは生命現象を分子生物学的に捉えられなければならない。柔道整復師はヒトの体に関わる科学者の一人であり、生命現象の理解の基本は分子の世界に置かれるべきである。すべての生命現象が科学的に解き明かされているのではない。しかし、だからといって科学的に解き明かす努力を怠ってはいけない。
結合組織に関する細胞はどのような分子を用いて細胞外基質 ECM Extraellular matrix を認識しているのだろう? ECM には、コラーゲン線維、エラスチック線維、プロテオグリカンなど多くの分子で構成されている。靱帯が断裂したり、損傷するということは、これらの分子構造が壊れることに他ならない。ECM 成分を合成しているのは様々な線維形成細胞群(Fibroblast etc) である。骨組織や軟骨組織もそれらの基質は各々の細胞が合成している1)。これらの細胞は自らが作り出した ECM 中に埋もれて活動している (fig. 1)。・・・・・以後割愛

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参考文献: Mebio Vol. 12, No. 11, 1995 特集;慢性関節リューマチより、一部改変.   岡田保典: 間接破壊における中性プロテアーゼの役割, Mebio Vol. 12, No. 11, p78-86 1995

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