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Pattern of gene expression in a rabbit partial anterior cruciate ligament transection.
ラビットを使った部分的または完全な膝 ACL の外科的切断の実験において、1week で、MMP-13 と α-SMA の上昇がみられ、6weeks で、α-SMA, コラーゲンタイプ I, III が発現することが報告されています。
Bradykinin-induced expression of alpha-smoth muscle actin in human mesenchymal stem cell.
ヒトにおいて、BK処置が脂肪性組織由来の間葉系幹細胞においてαSMA遺伝子発現が引き出されることを明らかにしています
Recruitment of N-Type Ca2+ Channels during LTP Enhances Low Release Efficacy of Hippocampal CA1 Perforant Path Synapses.
海馬長期記憶におけるシナプスは詳細なメカニズムについては、未だ不明な点が多いようです。ここに紹介する論文は、ラット海馬スライスを対象に二光子画像法と電気生理学的な手法を用いてメカニズムを調査したものです。嗅内皮質は、直接または間接的に貫通枝とSchaffer側枝シナプスを通じて海馬CA1ニューロンに入力し、貫通枝シナプスの神経伝達物質放出の効果がSchaffer側枝入力よりも低いことが観察されたようです。
2009年11月~2010年1月 隔週日曜日 全6回 「柔道整復専科教員,および臨床柔整基礎医科学に興味を持つ柔整師のための医科学講座」
柔道整復師養成のための専門学校、大学が急増しています。残念ながら多くの学校は医学教育の一端を担っているという考えが薄いようにおもわれます。心ある柔道整復専科教員は、このままでよいとは考えていないと思います。臨床において統合医療が求められる昨今、柔道整復の臨床技術の背景に、医学部同様に分子生物学を基礎とする必要に迫られています。
ここに、柔道整復専科教員、並びに臨床柔整基礎医科学に興味を持つ柔整師に向けて、教育における柔道整復の科学的・分子生物学的捉え方の初歩から学ぶセミナーを行います。心ある柔道整復師、ならびに専科教員の方々の参加を願っております。
Contractile behavior of smooth muscle actin-containing osteoblasts in collagen-GAG matrices in vivo: implant-related cell contraction
2000年の論文で、米国ハーバード医科大学の、整形外科病院からの論文です。インプラントに関連して生じる細胞収縮について、 in vivoで観察した論文で、Col-GAG基質上でSMAを含むオステオブラストの収縮挙動について報告しています。
2009年11月~2010年1月 隔週土曜日 全6回「鍼灸師のための運動器障害・外傷に対する鑑別診断徒手検査法」
柔道整復師である私が鍼灸師の先生方を対象に、このようなセミナーを開催するには理由がございます。大学・大学院教員(教授)として、これまでさまざまな鍼灸師の方々と触れ合うことがございました。そんな中、根拠のある施術がしたい、運動器の機能評価に関する正しい、そして臨床に堪える理学的徒手検査法を学習したいという鍼灸師の先生方の声が多かったのです。患者さんは、症状に対して、なぜ?という疑問をお持ちのはずです。運動器の症状には、必ず医学的原因や誘引が潜んでいます。そんな「なぜ?」に応えられる鍼灸師を目指す方々を対象にしております。開業されていて、日常の施術で医学的徒手検査の知識と技術の必要性を強く感じておられる方々もご参加いただければ幸いです。
筋の凝り
筋のコリとして、強いマッサージを受けやすい代表的な部位を解剖学の立場から示します。リンク先で示している3部位をコリと称して、自ら機器を使ったりして強マッサージや指圧などをしてはいませんか。