脊柱側弯症の治療
脊柱側弯症の情報を発信いたします。
特発性脊柱側弯症(側彎症)に対する運動療法の取組み ー東京都医師会雑誌の報告からー
「学童期(脊柱)側彎症の運動療法」 と題して、東京都医師会雑誌に、健診医と養護教員との連携による運動療法の取り組み結果が報告されています。
小学校と中学校の両方で実施されたものです。学校検診で、Hump が 6mm以下の学童に対し、側彎症健診医が独自に考案した運動療法を養護教員の協力を得て実施したところ、一年でHump の減少に明らかな統計的優位差が示されたとのことです。
脊柱の弯曲(彎曲)の解剖学的理解 -思春期編-
医療は癒しであってはなりません。しかし、脊柱側彎症は整形外科専門医だけの治療対象ではないと考えます。角度が戻らないことがわかっていても、手術を受けることになるとしても、手術に至るまで、整形外科専門医や装具士以外の医師や医療従事者による全人的医学的フォローが必須だと考えています。