脊柱側弯症に対する運動療法について,患者さん向けに説明会を行います.
日本の側弯症治療は遅れています。
思春期特発性側弯症や高齢者の側弯症の進行を抑制すること、さらに角度や見た目の改善をすることは可能です。
子供達に装具や手術をさせないために、また中高年の側弯を悪化させないために、私達はもっと賢くならなければいけません。
患者(装具治療)の母として体験したこと、治療家となって学んでいること、ヨーロッパの保存療法(手術をしない治療)の最先端の情報など、お伝えします。加えて,当院で行っている運動療法を示し、その根拠について分子細胞生物学的に説明します。
- 日時 9月1日 日曜日 2時半〜4時(その後質疑応答)
- 場所 麹町白石接骨院 (東京都千代田区麹町4-8-27 丸三國友ビル2F)
- 参加費 500円(資料代) (勧誘などは一切ありません。)
講師
石原知以子 柔道整復師、温熱療法師
白石洋介 医学博士 柔道整復師 麹町白石接骨院院長
テーマ
- 側弯症という病気、その保存療法(運動、手技、装具療法) について
- 5月に参加してまいりましたヨーロッパの側弯症学会SOSORTの報告
- 同じく5月に研修してきましたイタリアの運動療法 The SEAS method (Scientific Exercise Approach to Scoliosis) と白石メソッドの紹介
今回はこれらの運動療法、手技療法で側弯症が改善した私の娘の症例も紹介します。骨成長が終わっていても改善するという結果を出せたことを大変嬉しく思っています。
白石院長も参加の予定ですので、皆様のご質問には詳しく科学的にお答えできると思います。
参加ご希望の方は下記までご連絡下さい。
E mail: kojimachi.semi@gmail.com
講師略歴
石原知以子 (柔整師・三井温熱療法士)
早稲田大学法学部卒業、JTB 、JALで航空予約業務に携わるが娘の側彎症をきっかけに白石院長に師事し、2009年柔道整復師免許取得
2010年 SRS、2011〜13年 SOSORT に参加、13年 ISICO の SEAS 研修修了
いずれも日本人施術者としては初めて
白石洋介 (医学博士・柔整師)
中部柔整専門学校卒業
1982年柔道整復師免許取得 米田病院での研修、勤務の後、愛知県にて白石接骨院開院するが、五年後、柔整には基礎医学、分子細胞生物学が不可欠と痛感し名古屋大学大学院医学研究科に入学。2005年、博士(医学)号取得。
現在も、名古屋大学大学院医学系研究科機能構築医学機能形態学講座機能組織学専攻 客員研究者として研究を続けている。
日本伝統医療大学院大学、浜松大学、帝京平成大学にて教授として教鞭をとり、帝京平成大学では日本初の柔道整復学の大学院を設立した。
2009年麹町白石接骨院を開院。