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柔道整復師のための解剖学シリーズ 顎関節4

臨床を意識しない解剖では解剖学のための解剖学になってしまいますし、それでは本誌に適さないと思っています。顎関節シリーズの最後に「いわゆる顎関節症」の中で、円板が前内方転位しているために開口音(click)や開口痛、あるいは開口制限を生じている例に対し、効果的な顎の体操療法を紹介します。顎関節症は基本的には保存療法が行われますが、開閉口時にジャリジャリ音、あるいはギシギシ感があるときは滑膜炎や関節炎を起こしていることも考えられます。そのような時は先ずは歯科口腔外科専門医の診察を受ける必要があります。これから紹介する顎関節症に対する Oral Exercise は、専門医の診察を必要としない型であって、患者さんの自然な開閉口運動時のどこかで円板が復位する“円板前内方転位例”として話をすすめます。先ず、Oral Exercise の解剖学的メカニズムを述べます。円板前方転位型では、多くの場合、閉口時に円板後方肥厚部が関節頭に対して前方に位置しています。Exercise のコツは、転位した関節円板に関節頭を誘導するところにあります。顎関節運動に関する四つの筋の、各々の筋痛放散部位について示したいと思います。

体操 A(Fig. 2 a, Fig. 2 b)の写真説明との図とそれらの説明から理解できることです。Fig. 3 のように大あくびするような開口動作は症状を悪化させることにつながります。体操 A がスムーズにできるようになってから、体操 B を行わせることになります。体操 A が左右の外側翼突筋(主に)の同期をトレーニングさせる目的で行われるとすると、体操 B は左右の外側翼突筋(主に)を別々に作用させるトレーニングとなります。

1, 軽く切歯端が接する位置で閉口位を取らせます。この時強く噛み合わせないように注意を促します。

2,下顎をまっすぐ前方に突出させます。この時、開口しないように、切歯端をすらせるように下顎を前に出すように指導します。

3,下顎を最大限遠方に突出させた後、下顎前突させたまま顎関節を開口させます。

4,やはり下顎前突を維持したまま閉口させます。

5,上下の臼歯がカチッと接したところで、上下の歯を擦り合わせるようにして下顎を1の閉口位まで引き戻させます。以上の動作を3回〜8回/1セットにして一日数回行わせます。咬筋に少し疲労を感じる程度が適当です。筋力をつけることが目的ではないので、患者さん各々に合わせて筋の疲労が残らない程度に行わせることが大切です。動作の速度は呼吸に合わせるくらいゆっくり行わせます。・・・・・以後割愛

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